2008年10月11日

番外2 ティオの1日 朝編

 皆様こんにちわ。
 ボクはティオといいます。
 魔法都市、ゲフェンに本拠地を構えているギルド、『ADAGIO』でマジシャンやってます。
 今日はぼくの家族との生活を紹介したいと思います。

 ぼくは毎日朝、お日様が昇るのと同時に起きます。
 必ずです。偉いでしょう?
 起きるとまずはぼくと一番仲良しさんのアストを起こします。
 アストっていうのは同じギルドに所属しているアストリア=リスクールのことです。
 ちょっとやそっとじゃ起きてくれないのでぼくの全体重をかけて起こします。
 「ぐぇっ」ってかえるさんみたいな声が聞こえますが、ぼく、そんなこと気にしません。
 え?怒られないの?って・・・
 ぼく、アストには怒られたことないです。
 いっつも困った顔で起き上がってぼくの頭を撫でてくれるんです。

「はよーさん、ティオ。今日も早いな。」
「うん!お顔洗いにいこう?」

 ぼくがアストを起こす理由は仲良しだからって理由だけじゃないです。
 お顔を洗うためには、お家の裏にある井戸からお水を汲まなくてはなりません。でも、ぼくの力じゃまだまだ引き上げられないので大人の誰かに手伝ってもらわないといけません。
 アストがお仕事で居ないときはパパやママかおじちゃんに手伝ってもらいます。
 お顔を洗ってスッキリしたのでご飯を食べに行きます。

「おはよー、ママ!」
posted by 姉 at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月07日

番外1 アストリア

 ゲフェンの外れにある『ADAGIO』の本拠地、件マスターの自宅。
 珍しく・・・というわけでもないが、その日は朝からギルドメンバー全員が揃っていた。
 朝食の仕度をしているマスター・天篠 蘭華と、その手伝いをしているイリヤ=クインシー。
 さらに、たまには自分でと名乗りを上げてコーヒーを淹れているサブマスター・天篠 綾兎。
 朝から厨房は賑やかでほんの少しのおしゃべりをしながら調理を楽しんでいた。

「アストはまだ寝ているのかしら?」
「これが終われば私が起こして来るよ」
「アストは寝起きよくないからなぁ・・・俺が行く。」
「そおかい?じゃぁ、お願いしようかな」

 朝食をワゴンでリビングに運び終わる頃、イリヤがアストリア=リスクールの首根っこを掴みあげつれてきた。

「おはよう。今日は紅茶とコーヒー、どっちがいいかしら?」
「・・・こーひー・・・」

 まだ半分寝ぼけているらしいアストに綾兎がコーヒーを淹れたマグカップを渡す。
 つい最近このギルドに入ったアストは一人旅が長かった為かギルドの生活バランスがまだ身に付いていなかった。

 そんなある日。
posted by 姉 at 12:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 小説番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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