2008年10月11日

番外2 ティオの1日 朝編

 皆様こんにちわ。
 ボクはティオといいます。
 魔法都市、ゲフェンに本拠地を構えているギルド、『ADAGIO』でマジシャンやってます。
 今日はぼくの家族との生活を紹介したいと思います。

 ぼくは毎日朝、お日様が昇るのと同時に起きます。
 必ずです。偉いでしょう?
 起きるとまずはぼくと一番仲良しさんのアストを起こします。
 アストっていうのは同じギルドに所属しているアストリア=リスクールのことです。
 ちょっとやそっとじゃ起きてくれないのでぼくの全体重をかけて起こします。
 「ぐぇっ」ってかえるさんみたいな声が聞こえますが、ぼく、そんなこと気にしません。
 え?怒られないの?って・・・
 ぼく、アストには怒られたことないです。
 いっつも困った顔で起き上がってぼくの頭を撫でてくれるんです。

「はよーさん、ティオ。今日も早いな。」
「うん!お顔洗いにいこう?」

 ぼくがアストを起こす理由は仲良しだからって理由だけじゃないです。
 お顔を洗うためには、お家の裏にある井戸からお水を汲まなくてはなりません。でも、ぼくの力じゃまだまだ引き上げられないので大人の誰かに手伝ってもらわないといけません。
 アストがお仕事で居ないときはパパやママかおじちゃんに手伝ってもらいます。
 お顔を洗ってスッキリしたのでご飯を食べに行きます。

「おはよー、ママ!」
「おはよう、ティオ。今日も元気一杯ね」

 厨房の裏口から中に駆け込むと朝ごはんのとってもいい香りです。
 厨房の裏口から入ると必ずいるのがこの天篠 蘭華さん。ぼくのママです。そして、このギルドのマスターでもあります。
 ちなみに普通にガーデンの裏口から入ると一番最初に会うのはおじちゃんのイリヤ=クインシーさんです。
 そして、必ず、どちらから入っても2番目に会うのがぼくのパパであり、ギルドのサブマスターの天篠 綾兎さんです。
 今日は厨房から入ったのでママが一番です。
 ぼくの後ろから一緒に入ってくるアストにもママはおはようと笑顔で声をかけます。

「・・・あ!今日、桃のジャム!?」
「あらあら。ティオはお鼻もいいのね?そうよ。桃のジャム。ティオ、大スキだものね?」

 嬉しいです!ママはぼくの大好きなものを用意してくれました。
 パパとおじちゃんお手製の石窯で焼いているパンもとってもいい香りです。

「うまそーな匂いだな・・・」
「パンが焼けたらあとはご飯に出来るから、まだ寝ているお寝坊さんたちを起こしてきてね。」

 アストが匂いをかぎつけておなかの虫を鳴らしています。
 それを聞いたママはクスクスと笑ってアストをリビングに促します。
 リビングに入るとパパが新聞を読んでいます。僕はパパに駆け寄りおはよう、とお声をかけます。
 するとパパもおはようって笑ってぼくの頭を撫でてくれるんです!ぼく、撫でられるのスキだからもっと撫でてほしいのですが・・・まだおじちゃんにもご挨拶してなかったのでおじちゃんのところにもいってご挨拶をします。
 もちろん、おじちゃんも頭を撫でてくれます。パパもおじちゃんもおててがすっごくおっきいです。
 そして、ママに言われたぼくの朝のお仕事の時間です!
 トタトタと足音を立てながら(パパとかおじちゃん、足音たてないの。なんでかな?)まだ寝ている人がいるであろう人の部屋へと駆け込みます。
 そのままの勢いをつけてまだ膨らんでいるベッドの上にダイヴです!

「おっはよー!!」

 アストの時と同じようなかえるさんの声がきこえました。

「ティーオー・・・」

 こ、怖いです!
 この人はブレア=アストールさん。
 プリーストさんです。
 でも、でも、今のブレアさんも普段のブレアさんも、絶対にプリーストなんて思えません!たばこだって吸ってるしとっても不良さんなんです!!

「おはよう、ティオ、ブレアさん」

 天の助けです!ぼくが普段いいこにしてるからヴァルキリーが助けてくれたです!
 ぼくは隣のお部屋からきてくれたアリスフィア=マインスタークさんの背中に隠れます。アリスもアストと一緒でぼくの仲良しさんです。
 アリスはよくブレアさんと組んでお仕事に出かけます。
 なんでも、アリスは今とっても大変なんだとか・・・

「ブレアさん、子供相手に大人気ないですよ?」
「そのガキ寄越せ。やわい頬を伸ばしてやる。」

 ボクはそのまま逃げるようにリビングに走っていきます。
 とりあえず、寝ているひとは起こしたので僕の朝のお仕事はおしまいなのです。

「ママー、ブレアもアリスも起きたよー!」
「ありがとう。いいこね。」

 そしてママにも頭を撫でてもらいます。
 パパともおじちゃんとも違う柔らかくてあったかい手です。いい匂いもします。

「さ、朝ごはんよ。」

 アストとブレアが作ってくれたぼく用のイスとアリスが作ってくれたスプーンやフォークをおじちゃんが用意してくれました。
 パパがぼくをだっこしてイスにあげてくれます。
 そこまで子供じゃないけど、だっこしてもらうのが嬉しくて何もいいません。
 皆でパパとおじちゃんがつくったテーブルを囲んで朝ごはんです。いい香りのパンとあまーいモモのジャムとお野菜をたーっくさんいれてあるコンソメのスープに鳥さんのお肉を蒸してほぐしたサラダ。とっても美味しそうです。
 みんなでおててを合わせていただきます。
 これはパパとママの生まれたところでの習慣なんだそうです。

 こうしてぼくの1日が始まります。

〜あとがき〜
 半端に終わりましたが、続きます☆
 午前編にw
 ティオはとっても素直な男の子です。
 ギルメン皆に可愛がられ、厳しくもされてまっすぐに育てられてます。
 ティオ視点は書いてて凄く楽ですね^^;
 書いてる本人とっても楽しかったです。
 本編も書かなきゃならないけど、ちょいちょい修正いれてますので、もう少しまってくださいね^^;
 では、姉でした^^
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posted by 姉 at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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