2008年08月19日

第7話その1 謎の男

 昼食を終えたADAGIOメンバー。
 ラースことラスファリー=アラムウェルを加えての食事はとても賑やかなものだった。
 アリスフィア=クルーニーは不思議でならなかった。
 ブレア=アストールに人柄だよ。といわれて妙に納得してしまったアリスがいた。

 和やかなオヤツタイムに突入かと思いきや、ゲフェンの郊外に建つこの館までとてつもない爆音が響いてきた。
 アリスが爆音に驚き動きを止めてしまうが、それとは逆に武器を構えるギルドマスター、天篠蘭華と副マスター、天篠綾兎。それにイリヤ=クインシーの3名。
 アストリア=リスクールとティオの2人はアリスに剣を渡すと自分の武器を取りマスターの指示を待つ。

「アリス、イリヤは私に続いて下さい。後衛の指示は綾兎さんにお任せします。ブレアは敵属性を見て前衛、後衛か己で判断して戦闘に参加。いいですね。」
『了解』

 アリスはかなり疑問に思った。
 なぜにクリエイター。それも純製薬ステータスの彼女が前衛組を指示しているのかということを・・・。
 自分がツッコミ気質であることが少しイヤになったアリスであった。


『『蘭華さーん!!!!!』』

 ゲフェンの街中にADAGIOメンバーが駆け込むとすでに何人かの冒険者が戦闘に入っていた。
 その戦闘に参加している中から蘭華に声がかけられる。

「クル!ファニー!」
「私たちも指示下に入ります!」
「指示をお願いします!」

 同盟ギルド、『癒しの涙』のメンバー、クルフィスとステファニー=イルエンドの2名だった。
 蘭華は迷わず二人に指示を送った。

「苦戦者への応援を最優先!敵対象、指示者を見つけ次第撃破!綾兎さん、後方、任せました!アリス、貴方は私の援護を。私の前に出ないように。」
「は、はい!」

 マスターの指示通りに後方に付き付かず離れずで後に続くアリス。
 さらにアリスはありえない光景を目の当たりにして呆然としてしまう。
 斧を振り上げ敵を叩き切る勇ましい姿。どこに敵がいるのかを瞬時に反応できる瞬発力。己の敵を相手にしながら傍にいる苦戦者を助ける配慮。
 どれをとってもトップクラス。
 かすかだが、戦い方が自分に似ていると思った。
 それぞれの職業には特有武器があって、それを使いこなして戦うものだが、蘭華の戦い方はどう見ても騎士に通じるものがあった。

「アリス!!後ろ!」

 突然ブレアの叫び声が聞こえてきて驚き後ろを見ると敵の刃が目前にあった。
 しまったなどと思う間もなく目を刃から目をそらすことができず甘んじて攻撃を受けそうになったとき、刃が反れ頬に傷が付くだけで済んだ。
 よく見ると敵にはナイフが頭に刺さっていた。
 角度的に投げられたであろう方向を見るとアサシンクロスの男が立っていた。
 目が「油断するな」と言っている気がした。
 アサクロはそのまま蘭華の傍に駆け寄ると共闘を始めた。

「誰だろう・・・」

 2人の戦い方は実に鮮やかなものだった。
 まるで長年組んできたかのような戦い方。互いにどんな攻撃を繰り出すのかを分かっているかのようだった。
 アリスは助けられた事を思い直し、再び蘭華の元へと駆け出した。


〜あとがき〜
 長らく放置していてすみませんでした。
 姉でっす☆
 しばらく空いてしまったので小説のあらすじを自分で読み直して下書きに色々加えてみたり削除してみたりを繰り返しました^^;
 
 今回のこの7話。戦闘シーンバリバリ入りますが描写はそんなにしません。
 そして、このアサクロ。だれかもうわかっちゃった人、居ますよね?
 次あたりで招待も分かると思いますが、あの人です☆

 では、姉でしたー☆
posted by 姉 at 21:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 小説本編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by at 2009年12月26日 16:42
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